スタジオの使用時間を想定する際に、よく見落とされがちなのがプレイバックの時間です。
レコーディングでは、例えば5分の曲を通して歌った場合、そのテイクを確認するのにも5分かかります。
歌唱や演奏に力を注ぐのはもちろんですが、良い音源を残すためには録ったものをしっかりとプレイバックして確認するという作業が不可欠です。
また、レコーディングではライブとは違い、何本かテイクを録った後に良かったフレーズや、時にはセンテンス単位でテイクを選んだものを繋いでOKテイクを作ったり、タイミングやピッチ等の修正を後から編集で行う事が可能です。
もちろん基本的には修正せずに完璧なものを録れるのが一番ですが、演奏者のコンディションや時間的な効率、また製品としてのクオリティの向上を考えた場合、録った後の編集に対してはネガティブなイメージ以上に、ポジティブな要素が含まれる可能性があります。
上記の2点を踏まえ、あくまで目安ではありますが、ご参考にしていただければと思います。
2~3h
何度も練習やライブなどで歌い慣れていて、またコーラスやハモが無い、もしくは少量である場合、長さが5分程度の曲であればちょうど良いかもしれません。ただし録音後のテイク選びや、タイミング修正等の編集には、そこまで多くの時間はとれないかもしれません。録音後の編集は特に必要無いとお考えの方にはオススメです。また、一度レコーディングを体験してみたいという方にもオススメです。
5h
より本格的に時間をかけて録音したい場合、また、まとめて2〜3曲程度を録音したい場合には5hを目安にして、前後お見積もり頂くと良いかもしれません。また、録った後の編集に関しても、ある程度時間をかけて調整したい場合にはオススメです。
立会いでの楽曲制作を行う場合も、4〜5hからを基準に考えて頂けるとある程度しっかりしたものが制作できるかと思います。
8~10h
時間を気にせずじっくり作業をしたいという方にはロックアウトをオススメします。また、1日で何曲かを録音したいような場合も、長丁場となる事を考え、休憩時間なども事前に考慮し、多めの時間をご予約頂けると良いかと思います。
また、歌う量が多い場合や難しい曲、また複数人録る場合にも最適です。特にゲストなどを招いたセッションでは単純に録音する量が増えるだけでなく、途中で打ち合わせや休憩も必要になる事が多くなる事が見込まれますので、余裕を持った時間を確保して頂けると安心です。
楽曲制作においても、細かなこだわりなどを入れる事ができるかと思います。
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